「カメラの前で、呼吸するように生きる」舞台と映像の演技の違いに、戸惑ったことはありませんか? このセッションでは、マイケル・チェーホフ・テクニックを使い、映像ならではの繊細なリアリズムにアプローチします。
講師に莊知耕(チャン・ジーカン)氏を迎え、俳優は芝居の流れ・気持ちの流れ・相手との交流を保ちながら、カメラの前で自然にそして生き生きと存在するための方法を学びます。頭で考えるだけでなく、身体や想像を目覚めさせる3日間です。
このワークショップは、マイケルチェーホフ東京の秋江智文と莊知耕とのチームを組んでのWSとなります。普段切り離されている稽古と現場、演技テクニックの理解と応用までを連結させ行います。
■ 概要:3日間のステップ
18時間のプログラムで、基礎から実践までを学びます。
■ こんな人におすすめ
■ 募集要項
■ 講師紹介
▼莊知耕(チャン・ジーカン)
演出家・アクティングティーチャー・学際的クリエイター
莊知耕は、映画と演劇の両分野にまたがって活動する多才な演出家であり、パフォーマンスコーチである。映画演出を基盤としたバックグラウンドを持ち、キャリアを通してスクリーン演技と舞台演技の繊細な交差領域を探求してきた。 2017年にTaipei National University of the Artsにて映画演出のMFAを修了後、イギリスに渡り、2018年にRoyal Central School of Speech and Drama(RCSSD)の俳優トレーニングおよびコーチング修士課程を最優秀成績で修了した。彼の研究は、舞台演技と映像演技における理論的・実践的差異に焦点を当てており、ドキュメンタリー理論とMichael Chekhov Techniqueを統合した、映像俳優のための専門的な教育アプローチを開発している。近年は、注目度の高いコラボレーションプロジェクトに創作の軸を置いている。
【主な作品(2024年〜現在)】
演劇分野では、著名な劇団において演出および演出助手を務め、Nick Payne作『Constellations』(2024)の翻訳上演の演出や、『Born for the Spotlight』を原作とした舞台版『Life without the spotlight』(2025)の共同演出を手がけている。莊の専門性は、演出家と俳優の創造言語を橋渡しする点にある。彼の使命は、演出と言語の複雑な体系を、舞台・映像の双方において実践可能なプロフェッショナルツールへと翻訳し、パフォーマーをエンパワーすることである。厳密なトレーニングと直観的な芸術性を通じて、創作者がそれぞれ独自の方法論を具現化できるよう支援し続けている。
▼秋江 智文
アクティングコーチ・演出家・俳優・通訳 マイケルチェーホフ東京代表 / アクティングコーチギルド(ACG)理事 / 京都芸術大学非常勤講師
奈良県で生まれ名古屋で育ち、高校時代より演劇を始めいくつかの劇団に所属する。マイケルチェーホフ著”To the Actor”に衝撃を受け、そのテクニックを学ぶべく25歳で渡英。2009年にArtemis School for Speech and Dramaに入学し、チェーホフ・テクニックをサラ・ケーン(Sarah Kane)から学び、スピーチテクニックをクリストファー・ガービー(Christopher Garvey)から学ぶ。また、マイケル・チェーホフ・ロンドン・スタジオ(Michael Chekhov Studio London)の校長グラハム・ディクソン(Graham Dixson)にも学ぶ。
帰国後はレナード・メルフィ作『フェリーボート』や『死ぬまで不幸を手放さない』、シェイクスピア作『夏の夜の夢』、ショーン・タン作『ロストシング』などを手掛ける。その間も、台湾・ハンブルク・クロアチアなどでダヴィッドジンダーやスザンナ・ニコリッチに師事する。
アクティングコーチ・講師としては、ウルリッヒ・マイヤーホーシュに師事し、2015年より日本においてマイケル・チェーホフ・テクニックを体系的に指導を始める。2018年に「マイケル・チェーホフ東京」を設立し、芸術監督として活動。同年よりマイケル・チェーホフ・ヨーロッパの講師養成プログラムのメンバーとなる。2020年にはアメリカ・マイケル・チェーホフ協会のサマーワークショップ演出コースを修了。
現在は京都芸術大学映画学科、株式会社アンカット、松竹エンタテインメント俳優スクールなどで指導。マイケル・チェーホフ・メソッドを中心に、演技の基礎から映像・舞台演技まで幅広く教えている。