ベーシッククラス

演技の軸を育てる。身体と想像で、演じることがもっと楽しくなる。

ベーシッククラスは、演技を“ロジカルに・楽しく”学べる、はじめの一歩。

 

「他のスクールではよくわからなかった」

「感覚だけで演技をしてきたが、限界を感じる」

「演技の基本をしっかり学びたい」

 

そんな方にぴったりの内容です。

初心者から経験者まで、“楽しさ”と“納得感”を両立しながら学べる場を提供します。反復を重ねることで、確かな技術の習得へと導きます。

 

【ベーシッククラスの特徴】

演技をロジカルに学べる

良い演技には、再現可能な「筋道(ロジック)」があります。偶発的な出来・不出来に左右されない技術を身につけます。

 

「楽しい」が学びの原動力

人は楽しいと感じているとき、リラックスし、創造的になります。本クラスでは、安心して参加できる学びの場を大切にしています。

 

【こんな方におすすめ】

「演技を基礎から学びたい」

「感覚的な演技から脱却し、技術として習得したい」

「他のスクールで辛かった経験を払拭したい」

――そんな方にこそ、演技の楽しさを再確認できるはずです。

 

▼クラス構成(全12回)▼

※身体編/台本編(役作り編のみは不可)は個別受講可能です。

 

▶ 身体編『俳優のための身体づくり』

日程:9月 8・15・22・29日

 

俳優にとっても、アスリートや音楽家と同じく「基礎体力」や「感覚のトレーニング」が不可欠です。

本クラスでは、演技に必要な身体感覚・五感・想像力・空間認識などを総合的に育てていきます。

「心と身体の準備」を丁寧に積み上げましょう。

 

使用テクニック/テーマ:

  • サイコフィジカル・アプローチ
  • レディネス/エネジーボディ
  • センター(思考・感情・意志)
  • イマジネーション(想像力)
  • アンサンブルワーク
  • 無対象演技
  • ボディ・アウェアネス(身体への意識)
  • センソリーワーク(五感へのアプローチ)
  • 空間認識・身体感覚
  • イメージと動きの融合
  • 交流
  • センター(思考・感情・意志)
  • 即興/集中力の円

 

▶ 台本編『身体を通して台本の世界へ入っていく』

日程:10月 13・20・27日/11月10日

 

台本を「理解する」ことは演技の出発点です。

役は常に“強い願望”をもち、それを叶えるために行動します。

このクラスでは、台本をロジカルに読み解きながら、役の目的や葛藤を身体に落とし込み、表現へとつなげます。

 

使用テクニック/テーマ:

  • 目的・行動・障害・動機
  • 提案された状況(芝居の世界)
  • エモーショナル・プリパレーション(感情の準備)
  • モーメント・ビフォ(シーン前の瞬間)
  • サイコロジカル・ジェスチャー(心理的動作)
  • クオリティ/正当化/マジック・イフ(もし〜だったら)

 

▶ 役作り編『想像力で役を発見し、具体化する』

日程:11月24日/12月1・8・15日

 

より複雑な台本を扱いながら、具体的な役作りに取り組みます。

身体編で培った基礎の上に、“内と外から役を立ち上げる”プロセスを深めます。

想像力を働かせ、役の身体やエネルギーを丁寧に作っていきます。

 

使用テクニック/テーマ:

  • アニマル・エクササイズ
  • イマジネーション
  • イマジナリー・ボディ
  • イマジナリー・センター
  • 即興を通じた役の具体化

 

▼レッスンの流れ(参考)▼

<序盤>

ウォームアップ(フィジカルトレーニング、サイコフィジカル・エクササイズ、呼吸法、シアターゲーム)

課題の確認

 

<中盤>

テーマの理解と探求

エクササイズ

 

<終盤>

テキストへの応用

成果の共有と確認

発表

 

▼使用メソッド▼

◇ マイケル・チェーホフ・テクニック

スタニスラフスキーの弟子でもあった俳優・指導者。

「想像力」と「身体の動き」を融合させた革新的な演技法で、世界中の俳優に影響を与えています。

 

◇ スタニスラフスキー・システム

リアルな演技の理論を体系化した演技法の“原点”。

心理と身体のつながりを重視し、現代の多くの演技メソッドの基礎となっています。

 

テキスト

受講生の状況に合わせ、**モノローグ(独白)およびダイアローグ(対話)**を使用します。

 

▼対象者▼

演技の基礎を学びたい俳優

 

▼定員▼

10名

 

▼日程・時間▼

  • 身体編:9月 8・15・22・29日
  • 台本編:10月 13・20・27日/11月10日
  • 役作り編:11月24日/12月1・8・15日

時間: 開錠 13:00|開始 13:15|終了 16:45

 

▼会場▼

K’Sスタジオ新館

〒166-0003 東京都杉並区高円寺南1-6-3 ISOビル4階

 

※10月27日のみ:高円寺K’sスタジオ本館

〒166-0011 東京都杉並区梅里1-22-22 パラシオン高円寺B1-100号

 

▼受講料▼

全クラス受講:35,000円

身体編:12,000円

台本編:12,000円

役作り編:12,000円

※③役作り編のみの受講はできません。

※お支払い方法: 銀行振込/PayPal/現金

 

▼お申し込み▼

「APPLICATION」からお申し込みください:

https://www.michael-chekhov-tokyo.com/application/

 

▼講師紹介▼

 □秋江 智文

アクティングコーチ・演出家・俳優・通訳

 マイケルチェーホフ東京代表

 アクティングコーチギルド(ACG)理事

 京都芸術大学映画学科俳優コース講師

 

  21歳のときマイケルチェーホフの著作『To the Actor』を読み、強く感銘を受ける。25歳のとき渡英。英国アルテミス・スピーチ&ドラマスクールで、チェーホフテクニックのサラ・ケーン(Sarah Kane)および、校長のクリストファー・ガービー(Christopher Garvey)に師事し、チェーホフテクニックやスピーチテクニックを学ぶ。また『マイケルチェーホフロンドンスタジオ』(Michael Chekhov Studio London)の校長を務めるグラハム・ディクソン(Graham Dixson)にも師事する。現在ではウルリッヒマイヤーホーシュ(Ulrich Meyer-Horsch)を師として、日本でマイケルチェーホフテクニックを体系立てて教えている。多くの海外講師を招聘し、海外の講師からのオンラインレッスンやトークイベントをするなど世界的なレベルのテクニックを届けつづけている。マイケルチェーホフヨーロッパ(MCE)の講師養成のメンバーとして日々演技を教えることを研究している。

 

  松竹エンタテインメント俳優スクール、株式会社フリー・ウェーブ、ポーラスター東京アカデミー、株式会社アンカットなどで講師を務めている。 

 

Michael Chekhov  Tokyo

マイケルチェーホフ東京 

 

【代表 】

秋江智文

 

【問い合わせ】

michael_chekhov_tokyo@yahoo.co.jp